本研究所メンバー西村友樹雄先生の新著Gide et Chopin (『ジッドとショパン』)刊行

本研究所メンバーの西村友樹雄先生の著書Gide et Chopin : De l’esthétique musicale à la récepetion de Chopin en France(『ジッドとショパンージッドの音楽美学からフランスにおけるショパンの受容まで』)が、2025年5月28日にフランスのクラシック・ガルニエ社から出版されました。

本書は、西村先生が2020年にパリ・ナンテール大学に提出された博士論文を元としたもので、『狭き門』や『田園交響曲』などの小説で知られるノーベル賞作家にして、優れたアマチュア・ピアニストでもあったアンドレ・ジッドのショパン論や演奏論(特にコルトー)を、芸術の思潮の中に位置づけた重厚な研究書です。